休会制度とは?基本的な仕組み
結婚相談所の休会制度は、一時的に活動を中断したいときに月額料金の支払いを停止できる制度です。仕事が忙しくなった、心身の疲労が溜まった、気持ちのリセットが必要といった理由で、活動を一旦お休みしたい場合に有効です。
重要なのは、休会は「退会」ではないということです。登録情報はデータベースに保持されたままなので、復帰時にあらためて登録し直す必要がありません。また、結婚相談所とのカウンセリング関係も継続しているため、復帰時に相談員のアドバイスを受けやすいのが特徴です。
多くの結婚相談所では、月単位で休会の申し込みができます。月末までに申し込めば翌月から休会開始、といったように柔軟に対応しているところがほとんどです。
連盟別・休会制度の違いと条件
結婚相談所は大きく分けて日本結婚相談所連盟(IBJ)、全国結婚相談事業者連盟(全仲協)、日本ブライダル協会など複数の連盟に加盟しています。各連盟によって休会制度の取り扱いが異なるため、入会時の確認が不可欠です。
IBJに加盟している結婚相談所の多くは、最大6ヶ月の休会を認めています。ただし、月額料金は停止されても、初期費用や活動サポート費に当たる別途費用が請求される場合もあります。
全仲協加盟の事業所では、休会期間を3ヶ月~6ヶ月と定めているところが多いです。休会中の連絡の可否、休会回数の制限なども事業所ごとに異なるため、契約書をしっかり確認することが重要です。
中小の結婚相談所の中には、休会制度そのものを設けていないところもあります。活動を続けるか退会するかの二択になる場合もあるので、入会前のカウンセリングで制度の有無を必ず聞いておきましょう。
休会中にすべきこと、避けるべきこと
休会期間を有効活用することで、復帰時の活動がより良い成果に結びつきます。以下のポイントを参考にしてください。
【すべきこと】
1. プロフィール写真の撮り直し——休会中に新しい写真を撮影しておくと、復帰時に好印象をリセットできます。プロのスタジオでの撮影がおすすめです。
2. 自己分析——これまでのお見合いやマッチング状況を振り返り、自分が相手に求める条件を整理し直します。プロフィール文の見直しも効果的です。
3. 相談員との面談予約——休会終了月に改めてカウンセリングを受け、プロフィールの修正内容や活動方針を相談員と一緒に確認します。
4. 自分磨き——趣味やスキル、見た目の改善など、個人的な成長に時間を費やすのも良い機会です。ファッションの改善も検討してみてください。
【避けるべきこと】
1. 休会中の連絡先交換——休会期間中に以前のお見合い相手と連絡を取るのはトラブルの原因になります。活動再開後の対応が原則です。
2. SNSでの結婚相談所の悪口——休会中も会員契約下にあります。SNSで愚痴を書くと、削除されても痕跡が残る可能性があります。
3. 復帰の先延ばし——休会が長期化すると、復帰のハードルが高くなります。期間を決めて区切りをつけることが大切です。
休会から復帰——実際の流れと注意点
休会期間が終わり、活動を再開する際の流れを確認しておきましょう。
通常は結婚相談所に「復帰申し込み」を行い、翌月から活動が再開されます。このときに月額料金の支払いが再開されるため、銀行口座の自動引き落としなどが正常に機能しているか確認が必要です。
復帰時には、結婚相談所の相談員と必ず面談を設定してください。その際に、プロフィール写真の更新、職歴や趣味などの情報修正、活動方針の再確認を行います。久しぶりの活動になるため、心理的な不安を払拭するための相談も大切です。
複数の休会を経験した会員の中には「毎回同じ相手から断られる」「申し込み数が減った」といった懸念を抱く人もいます。これは休会期間が長いと、データベース上での表示順位が下がる可能性があるためです。復帰後は積極的にお見合い申し込みを出し、活動のモメンタムを取り戻すことが重要です。
休会制度を活用すべき時期と判断基準
結婚相談所の利用期間中に、いつ休会を検討すべきか、判断基準を示します。
【休会を検討するべき時期】
1. 仕事が繁忙期に入った時——営業成績を重視する職業や、プロジェクト期間が集中している場合、お見合いに時間を割けなくなります。
2. 心身の疲労が溜まった時——連続してお見合いが不成立に終わると、心理的なダメージが蓄積されます。これを解消するために休会は有効です。
3. 新しい出会いのきっかけが必要な時——同じデータベースから申し込みが続く場合、一旦休会して情報をリセットするのも手法の一つです。
4. 人生に大きな変化があった時——転職、引っ越し、資格取得など、条件が大きく変わった際は、プロフィールの全面刷新が必要です。
【休会を避けるべき時期】
逆に、活動を開始してまだ3ヶ月以内、あるいはマッチング率が上昇傾向にある時期での休会は避けた方が無難です。活動の勢いが失われてしまうからです。
結婚相談所での活動は「継続」が最大の成功要因です。休会も戦略的に使い、全体的には活動を続けることが成婚への道を短くします。