公開:2026-09-14
更新:2026-09-14
東京の街コンの選び方【2026年版】エリアより参加条件で選ぶ理由と費用の目安
東京は20〜49歳の未婚者が約228万人と全国の13.1%を占め、街コンの開催も多いぶん選び方で迷いやすい地域です。新宿・渋谷・池袋・上野・銀座のエリアで変わること、変わらないことを分け、平日夜と週末昼の違い、年間費用、同じエリアの結婚相談所の料金データと並べて整理しました。
結婚相談所業界のマーケティング支援を専門とし、複数の結婚相談所との面談・取材を通じて業界の実態を調査。業界の構造的問題を中立的な立場から解説する「結婚相談所の教科書」を運営。成婚率の定義の不統一や料金体系の不透明さなど、業界の「言いにくいこと」を正直に発信している。
運営者情報を見る →- ✓令和2年国勢調査では、東京都の20〜49歳の未婚者は2,279,736人で全国の13.1%。開催数が多いぶん、エリア名より参加条件で絞り込むほうが自分に合う回を見つけやすい
- ✓エリアで変わるのは主にアクセスと会場の選択肢。新宿・渋谷・池袋は複数路線のターミナル駅で帰りやすく、上野は北関東・千葉方面からの路線が集まる。参加者層を決めるのは、エリアより募集ページの年齢・職業などの条件
- ✓参加費の目安は男性4,500〜8,000円程度、女性1,500〜5,000円程度(大手運営会社の2026年6月公開の目安)。男性が月2回・1回7,000円で参加すると年168,000円になる
- ✓当編集部データベース(2026年9月14日時点)では東京都の結婚相談所は797社で、港区100社・中央区98社・渋谷区71社・新宿区69社。料金を記録できた都内522社の中央値は初期費用99,000円・月会費14,300円・成婚料220,000円
- ✓特定の主催者や相談所は推奨しない。平日夜と週末昼の特徴、東京ならではの失敗を踏まえて、自分の生活リズムに合う回を選ぶ
東京の街コンは選択肢の多さが迷いの原因になる
東京で街コンを探すと、同じ週末に新宿でも渋谷でも銀座でも募集が並びます。選択肢が多いのは東京の強みですが、どれを選べばいいか分からないという悩みにもつながります。
背景には人口規模があります。総務省統計局の令和2年国勢調査によると、東京都の20〜49歳の未婚者は2,279,736人で、全国の同じ年代の未婚者17,461,081人の13.1%にあたります。出会いの相手になりうる人が多いぶん、イベントの数も種類も増えます。
そこで役立つのが、エリアで選ぶ前に、参加条件で候補を絞るという順番です。街コンそのものの定義や、婚活パーティー・結婚相談所との違いは街コンとは?で整理しているので、先に目を通しておくと判断がしやすくなります。
東京の募集ページは、エリア名がタイトルの先頭に来ていることが多いんです。でも実際に参加者層を左右するのは、その後ろに書かれている年齢や職業の条件のほう。タイトルは最後まで読んでくださいね。
費用の目安:1回の参加費と年間の総額
大手パーティー運営会社が2026年6月に公開した目安では、街コンの参加費は男性4,500〜8,000円程度、女性1,500〜5,000円程度です。全国の目安ですが、東京の募集もおおむねこの範囲で探せます。
形式別の目安は次のとおりです。
- ディナー街コン:男性6,500〜8,000円/女性3,500〜4,500円
- ランチ街コン:男性6,000〜7,000円/女性3,000〜3,500円
同じ資料では、男性の参加費は女性より2,000〜4,000円程度高く設定されるのが一般的とされています。
1回あたりは数千円でも、続けると金額は積み上がります。男性が月2回・1回7,000円で1年間参加すると、年168,000円です。女性が月2回・1回3,500円なら年84,000円になります。
比較のために、東京の結婚相談所の料金も見ておきます。当編集部データベース(2026年9月14日時点)で料金を記録できた都内522社の中央値は、初期費用99,000円・月会費14,300円でした。1年間続けると初期費用と月会費だけで270,600円、成婚した場合はさらに成婚料(中央値220,000円)がかかります。金額の大小より、そのお金で何が得られるかを並べると判断しやすくなります。
街コンは「1回だけなら安い」が、結婚相談所は「最初にまとまった金額がかかる」。支払い方が違うので、年単位に直して比べるのがおすすめです。予算の立て方は婚活予算の記事も参考になりますよ。
エリアで変わること、変わらないこと
東京の主要エリアの違いは、参加者層よりもアクセスと会場の選択肢に表れます。駅や路線は公開情報から確認できる事実ですが、そこからどんな参加者が集まりやすいかは想定であり、実際は回ごとに違います。
新宿
JR・私鉄・地下鉄が集まるターミナル駅で、多方面から来やすく帰りやすいエリアです。会場の数も多く、開催時間帯の選択肢が広がります。
渋谷
JRと複数の私鉄・地下鉄が乗り入れ、神奈川方面の路線にもつながっています。
池袋
JRと私鉄・地下鉄が集まり、埼玉方面からのアクセスが良いエリアです。
上野
JRの北関東方面の路線や京成線が集まり、北関東や千葉方面から来やすい立地です。
銀座
地下鉄の路線が集まり、東京駅や有楽町駅からも歩ける距離にあります。
ここで押さえておきたいのは、エリア名だけで「どんな人が来るか」は決まらないという点です。同じ新宿の回でも、20代中心の回と40代中心の回があります。参加者層を決めるのは、募集ページの年齢条件、職業条件、1人参加かどうかです。東京の婚活パーティーについては東京の婚活パーティー完全ガイドで詳しく扱っています。
平日夜と週末昼、どちらを選ぶか
東京の街コンは、仕事帰りに参加できる平日夜と、ランチや体験型が多い週末昼に大きく分かれます。どちらが良いかではなく、自分の生活リズムとの相性で選ぶのが基本です。
平日夜が合う人
- 週末は予定を入れず休みたい
- 勤務先の近くで開催される回がある
- 終業時刻が安定していて、開始時刻に間に合う
週末昼が合う人
- 平日は残業が読めない
- お酒の場より、食事や体験を一緒にするほうが話しやすい
- 終わったあとに、気になった相手とお茶に行く時間を取りたい
平日夜の注意点は、終業が遅れて間に合わないことと、翌日も仕事なので会話が短く終わりやすいことです。週末昼の注意点は、せっかくの休日を1日使う感覚になり、回数を重ねると負担に感じやすいことです。
月2回参加するなら、平日夜1回と週末昼1回に分けてみると、自分に合う時間帯が1〜2か月で分かります。
平日夜の回に申し込んだのに残業で行けず、キャンセル料だけ払ったという声は少なくありません。繁忙期は週末昼にするなど、仕事の予定から逆算して選んでみてくださいね。
データで見る:同じエリアにある結婚相談所の数と料金
街コンで手応えがなかったとき、同じエリアで結婚相談所を比べる人もいます。当編集部データベース(2026年9月14日時点)では、全国3,849社のうち東京都は797社(23区703社・その他94社)でした。
主要エリアを含む区の社数と、料金を記録できた相談所の中央値は次のとおりです。
| 区(主なエリア) | 掲載社数 | 初期費用の中央値 | 月会費の中央値 | 成婚料の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 港区 | 100社 | 110,000円 | 14,300円 | 220,000円 |
| 中央区(銀座) | 98社 | 110,000円 | 16,000円 | 220,000円 |
| 渋谷区(渋谷) | 71社 | 87,890円 | 15,700円 | 220,000円 |
| 新宿区(新宿) | 69社 | 110,000円 | 15,000円 | 220,000円 |
| 千代田区 | 43社 | 105,000円 | 15,000円 | 236,000円 |
| 豊島区(池袋) | 26社 | 105,000円 | 13,200円 | 220,000円 |
| 台東区(上野) | 12社 | 70,000円 | 13,200円 | 220,000円 |
| 東京都全体 | 797社 | 99,000円 | 14,300円 | 220,000円 |
中央値は料金を記録できた相談所だけで計算しています(都内全体の初期費用は522社分)。台東区は料金を記録できたのが7社と少ないため、傾向を読むには注意が必要です。
表から分かるのは、成婚料の中央値はどの区もほぼ220,000円で、差が出やすいのは初期費用と月会費だということです。都内の相談所の探し方は東京の結婚相談所の料金相場と選び方にまとめています。なお、結婚相談所の契約のうち期間が2か月を超え金額が5万円を超えるものは、消費者庁が解説する特定継続的役務提供としてクーリング・オフや中途解約のルールの対象になります。1回ごとに参加費を払う街コンとは、契約の扱いそのものが違います。
公的な選択肢として、東京都の結婚支援事業「TOKYO縁結び」もあります。自治体の婚活支援の仕組みは自治体の婚活支援の実態で解説しています。
モデルケース:都内で街コンの選び方を変えた人
編集部が組み立てた想定例です。実在の人物ではありません。
33歳男性・都内勤務の会社員
最初の3か月は、勤務先に近い銀座と新宿の平日夜の回に合計6回参加しました。年齢条件は「20〜39歳」のような幅の広い回が中心で、話が合う相手はいても、結婚の話まで進む相手はいませんでした。参加費は1回7,000円前後で、3か月の合計は約42,000円です。
次の3か月は選び方を変えました。エリアは気にせず、「30〜40歳」など年齢条件が自分に近い回と、結婚を前提にした参加を条件にしている回に絞っています。参加回数は月1回に減らし、そのぶん1回ごとに、終了後のメッセージのやり取りに時間を使いました。
その結果、2人と2回目の食事に進んでいます。回数を減らしても、条件の合う回に絞ったほうが次の約束につながったという経過です。
東京は「行ける回」が多すぎて、つい数をこなしたくなります。でも、会った後の連絡に時間を割けないと次につながりにくいんです。回数より、1回ごとの振り返りを大事にしてみてください。
東京ならではの失敗パターン
開催数の多い東京では、地方とは違う失敗が起きやすくなります。
1. 予定を詰め込みすぎる
毎週末に申し込むと、会った相手との2回目の約束を入れる余白がなくなります。出会いの数より、次の約束に使える時間を残すことを優先してください。
2. 移動時間を見込んでいない
勤務先から近いと思って申し込んだ会場が、駅から離れていることがあります。平日夜の回は、開始時刻の30分前に着ける経路を事前に確認しておきます。
3. 2次会の誘いにそのまま流れる
終了後に参加者同士で2次会に行く流れになることがあります。行くかどうかは自分で決めてかまいません。気になった相手とは、後日あらためて会う約束をするほうが落ち着いて話せます。
4. 同じ主催者の回ばかりに参加する
同じ主催者の回には、同じ参加者が繰り返し来ることもあります。3回参加して顔ぶれが似ていると感じたら、形式や主催者を変えてみてください。
2次会は楽しい反面、お酒が入って連絡先交換の判断が雑になりがちです。気になる人がいたら、その場では「また改めて」と約束だけして、翌日にメッセージを送るくらいがちょうどいいですよ。
まとめ:あなたの次の一歩
東京の街コンは、エリアより参加条件で選ぶと自分に合う回を見つけやすくなります。エリアで変わるのは主にアクセスと会場の選択肢で、参加者層を決めるのは年齢や職業などの条件です。
次の一歩として、次の3つを試してみてください。
- 募集ページの年齢条件と形式を先に見て、候補を3つに絞る
- 平日夜と週末昼を1回ずつ試し、自分の生活リズムに合う時間帯を知る
- 1年間の参加費を計算し、ほかの手段と年単位で比べる。比較には婚活手段5つの比較が使えます
独立メディアからのおすすめ: 失敗しない選び方の7ポイント / 無料カウンセリングで聞くべき10の質問 / 料金のカラクリ見抜き方 も参考にしてください。
東京は選択肢が多いぶん、比べ疲れもしやすい場所です。「今月はこの条件の回だけ」と自分でルールを決めておくと、迷う時間が減りますよ。
よくある質問
東京で街コンに参加するなら、どのエリアがいいですか?
エリアより、募集ページの参加条件で選ぶことをおすすめします。エリアで変わるのは主にアクセスと会場の選択肢で、参加者層は年齢条件や職業条件、1人参加かどうかで決まります。そのうえで、帰りやすさを重視するなら、自宅や勤務先から乗り換えの少ないエリアを選ぶと参加を続けやすくなります。
東京の街コンの参加費はいくらくらいですか?
大手パーティー運営会社が2026年6月に公開した目安では、男性4,500〜8,000円程度、女性1,500〜5,000円程度です。ディナー形式は男性6,500〜8,000円・女性3,500〜4,500円、ランチ形式は男性6,000〜7,000円・女性3,000〜3,500円が目安とされています。会場や企画内容によって金額は変わります。
平日夜と週末昼では、どちらが出会いやすいですか?
どちらが出会いやすいかを示す公的なデータはありません。平日夜は仕事帰りに参加でき、週末昼はランチや体験型で落ち着いて話しやすいという違いがあります。月2回参加するなら、1回ずつ試して自分の生活リズムに合う時間帯を選ぶ方法がおすすめです。
東京の結婚相談所の料金は、ほかの地域より高いですか?
当編集部データベース(2026年9月14日時点)で料金を記録できた都内522社の中央値は、初期費用99,000円・月会費14,300円・成婚料220,000円でした。全国で記録できた相談所の中央値は初期費用88,000円・月会費11,000円・成婚料220,000円で、都内は初期費用と月会費がやや高い水準です。個別の料金は必ず各相談所の契約書面で確認してください。
