結婚相談所の教科書
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公開:2026-01-28

更新:2026-09-10

結婚相談所の費用シミュレーション【2026年版】総額13〜70万円の内訳

この記事の結論

結婚相談所の年間費用はオンライン型13〜18万円、店舗型フルサポート50〜70万円。総額を決める最大の変数は活動期間で、6ヶ月と24ヶ月では27万円差が出ます。4層構造・隠れコスト・支払い時期まで解説します。

星野 丈
監修星野 丈(株式会社NAMI-RENSA 代表)

結婚相談所業界のマーケティング支援を専門とし、複数の結婚相談所との面談・取材を通じて業界の実態を調査。業界の構造的問題を中立的な立場から解説する「結婚相談所の教科書」を運営。成婚率の定義の不統一や料金体系の不透明さなど、業界の「言いにくいこと」を正直に発信している。

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結婚相談所の費用シミュレーション【2026年版】総額13〜70万円の内訳
📌この記事のポイント
  • 婚活の総額は50〜100万円が目安で、最大の変数は「入会金」ではなく活動期間の長さにある
  • 店舗型フルサポートは年間50〜70万円、成婚料込みで6ヶ月なら44万円・24ヶ月なら71万円と27万円の差が出る
  • オンライン型は年間13〜18万円に抑えられるが、活動期間が延びれば総額は店舗型と逆転する
  • デート代・写真・身だしなみ・交通費の隠れコストが年間30〜50万円あり、基本料金と合わせて70〜120万円が現実的な予算

結婚相談所の費用構成——何にいくらかかるのか

結婚相談所の費用は複雑に見えますが、基本的には4つの要素で構成されています。「初期費用(入会金+登録料)」「月会費」「お見合い料」「成婚料」です。

IBJ加盟店の一般的な相場を見ると、初期費用が10〜15万円、月会費が1〜2万円、お見合い料が0〜5,500円/回、成婚料が22万円前後。年間トータルでは40〜70万円が目安です。

ただし、この相場はあくまで「中央値」です。月会費5,000円の格安オンライン型から、月会費30,000円のハイクラス型まで、幅広い選択肢があります。大切なのは「自分に合った価格帯」を見つけること。

矢野経済研究所の調査でも結婚相談所の市場規模は拡大傾向にあり、料金プランの多様化が進んでいます。費用を考える際の大原則は「年間トータル」で比較すること。入会金が安くてもお見合い料が高い場合、活動的に動くほど総額が膨らみます。逆に、成婚料が高くても月会費が安い場合は、早期成婚できれば結果的にお得です。

タイプ別・年間費用シミュレーション

3つのタイプ別に、1年間の費用をシミュレーションしてみましょう。活動量は「月3回のお見合い、10ヶ月で成婚」を想定しています。

タイプA「大手IBJ加盟店(フルサポート型)」:入会金10万円+登録料3万円+月会費1.5万円×10ヶ月+お見合い料0円×30回+成婚料22万円=合計50万円。お見合い料が無料のプランが多く、トータルでは意外とリーズナブルです。

タイプB「中規模・複数連盟型」:入会金5万円+登録料2万円+月会費1万円×10ヶ月+お見合い料5,500円×30回+成婚料22万円=合計55.5万円。入会金は安いものの、お見合い料が積み重なると高くなりがちです。

タイプC「オンライン完結型(コネクトシップ系)」:入会金1万円+登録料1万円+月会費1万円×10ヶ月+お見合い料0円+成婚料0円=合計12万円。圧倒的に安いですが、カウンセラーのサポートは限定的です。

自分の活動スタイルに合わせて選びましょう。積極的にお見合いしたい方はお見合い料無料のプランを、まずは気軽に始めたい方はオンライン型が合っています。

※ 料金はすべて税込表示です。活動1年間・月2回お見合いを想定

タイプ入会金月会費お見合い料成婚料年間総額目安
オンライン完結型1〜3万円0.9〜1.5万円0円0円13〜18万円
ハイブリッド型5〜10万円1〜1.5万円0〜5千円5〜20万円25〜45万円
店舗型フルサポート10〜20万円1.5〜2万円5千〜1万円20〜30万円50〜70万円
星野 丈
星野 丈

「安い=悪い」ではありません。オンライン型でも成婚している方はたくさんいます。大切なのは自分に合ったサポートレベルを選ぶことです。

見落としがちな隠れコスト

基本料金以外に、意外と大きな出費になるのが「隠れコスト」です。予算を組む際は、これらも忘れずに計上しましょう。

「プロフィール写真の撮影代」は1〜3万円。プロのカメラマンに依頼する場合の相場です。スタジオ撮影は高めですが、結果への影響が大きいので投資する価値があります。3ヶ月に1回の更新を考えると、年間で3〜9万円。

「デート代」は意外と大きな出費です。お見合い時のカフェ代(男性負担が多い)は1回1,500〜3,000円。仮交際・真剣交際のデート代は1回5,000〜10,000円。月3回のお見合いと月2回のデートで、月額1.5〜2万円。年間で18〜24万円になります。

「身だしなみ費用」も見逃せません。お見合い用のスーツやワンピースの購入、美容院代、ネイル代など。男性でもヘアセットやスキンケアに気を使う方が増えています。年間で5〜15万円程度を見込みましょう。

「交通費」も積み重なります。お見合い会場への往復交通費は1回500〜2,000円。相手の住まいが遠い場合はさらに高額に。年間で3〜8万円。

これらの隠れコストを合計すると、年間30〜50万円。基本料金と合わせると、トータルで70〜120万円が婚活の現実的な予算です。

星野 丈
星野 丈

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婚活費用を賢く抑える5つの方法

限られた予算で最大の効果を得るために、実践的な節約テクニックを紹介します。

方法1は「キャンペーンを活用する」。多くの相談所が季節ごとにキャンペーンを実施しています。1月(新年の婚活ブーム)、4月(新生活応援)、9月(秋の婚活シーズン)は特にキャンペーンが多い時期。入会金50%オフや月会費数ヶ月無料などの特典を狙いましょう。

方法2は「お見合い料無料のプランを選ぶ」。積極的に活動する方はお見合い料が大きな出費になります。月額は高くても、お見合い料込みのプランの方がトータルでお得になるケースが多いです。

方法3は「活動期間を短く設定する」。成婚者の平均活動期間は約10ヶ月。ダラダラ続けるよりも、6〜12ヶ月の期限を決めて集中的に活動する方が、費用も時間も効率的です。

方法4は「写真はプロに、でもスタジオは選ぶ」。婚活写真専門のスタジオは2〜5万円が相場ですが、マッチングアプリ向けの写真撮影サービスなら8,000〜15,000円で高品質な写真が撮れます。

方法5は「月会費の休会制度を活用する」。仕事が繁忙期の月や、気持ちのリフレッシュが必要な時は、休会して月会費を節約しましょう。契約条件に不明点がある場合は、消費者庁「特定商取引法ガイド」で確認できます。

費用対効果の考え方——婚活は「投資」

結婚相談所に年間50〜100万円かかると聞くと「高い」と感じる方もいるでしょう。しかし、視点を変えれば、これは「人生最大のパートナーを見つけるための投資」です。

比較してみましょう。マッチングアプリで3年間活動した場合の費用は、月額4,000円×36ヶ月=約14万円。これに3年分のデート代を加えると50〜80万円。しかも3年間という時間を費やしています。

結婚相談所なら、プロのサポートを受けながら平均10ヶ月成婚。同じ金額で、時間は3分の1以下。「お金を出して時間を買っている」と考えれば、決して高い買い物ではありません。

経済産業省のサービス産業統計でも婚活支援市場の成長が報告されています。特に30代後半以降の方にとって「時間の価値」は計り知れません。1年間の婚活費用は、将来の結婚生活数十年に対する投資。そう考えれば、50〜100万円は合理的な投資額と言えるのではないでしょうか。

大切なのは「投資に見合ったリターンを得る」ために積極的に活動すること。入会しただけで放置するのは、ジムの会費を払いながら通わないのと同じです。月会費を払っている以上、毎月最大限活動して元を取りましょう。

星野 丈
星野 丈

「この金額で人生のパートナーが見つかるなら安い」——成婚退会した方の多くがこう振り返ります。金額以上の価値がある投資です。

予算別おすすめプラン

最後に、予算別のおすすめプランを提案します。

年間予算20万円以下の場合:オンライン完結型(エン婚活エージェント、スマリッジなど)が最適。月会費1万円前後、成婚料なし。カウンセラーのサポートは限定的ですが、自主的に動ける方なら十分な出会いが期待できます。

年間予算20〜50万円の場合:中規模のIBJ加盟店がおすすめ。入会金を抑えたプランを選び、月会費と成婚料をバランスよく設定。個人経営の仲人型は、この価格帯でフルサポートを受けられるケースもあります。

年間予算50〜100万円の場合:大手IBJ加盟店のフルサポートプラン。専属カウンセラー、セミナー受講、プロフィール写真撮影込み。手厚いサポートで短期成婚を目指せます。

年間予算100万円以上の場合:ハイクラス専門の相談所(誠心、サンマリエのプレミアムプランなど)。ハイスペック会員限定のマッチング、完全個室のお見合い会場、プロのイメージコンサルなど、VIP待遇のサービスが受けられます。

総額を決める最大の変数は「活動期間」

費用の質問で最も多いのが「結局いくらかかりますか」ですが、正確に答えるには活動期間を先に決める必要があります。月会費が毎月かかる仕組み上、総額は期間で決まるからです。

店舗型フルサポート(初期費用13万円・月会費1.5万円・成婚料22万円)を例に、期間別の総額を見てみます。

6ヶ月で成婚した場合——13万円 + 1.5万円×6ヶ月 = 9万円 + 22万円 で44万円
10ヶ月の場合——13万円 + 15万円 + 22万円 で50万円
18ヶ月の場合——13万円 + 27万円 + 22万円 で62万円
24ヶ月の場合——13万円 + 36万円 + 22万円 で71万円

6ヶ月24ヶ月では27万円の差が生まれます。ここに隠れコスト(デート代・写真・身だしなみ)が月2万円前後乗るため、実際の差は60万円近くまで開きます。

ここから導かれる結論は、料金表を細かく比べるよりも「何ヶ月で決めるか」を先に置くほうが総額に効くということです。オンライン型が安く見えるのは月会費が低いからですが、活動期間が長引けば逆転します。成婚までの期間は手段によって差があり、年代別の目安は婚活期間の平均は何ヶ月かにまとめました。

星野 丈
星野 丈

「入会金がいくらか」を一生懸命比べる方は多いのですが、総額にいちばん効くのは期間なんです。月1.5万円は、1年で18万円。ここが効いてきます。だから最初に「いつまでに決める」を書き出しておくことをおすすめします。

いつ・いくら払うのか——支払いタイミングの実際

総額と同じくらい大事なのが、お金が財布から出ていく時期です。年間50万円と言われても、一度に払うのか分割なのかで負担感はまったく違います。

入会時(最も重い)——入会金と登録料を合わせて10〜20万円。多くの相談所が2〜6回の分割払いやクレジットカード払いに対応しています。ここが最初の山です。

毎月——月会費1〜2万円に、お見合い料(1回0〜11,000円)が加わります。動くほど増える設計かどうかは、契約前に必ず確認したい点です。

成婚時——20〜30万円。結婚に向けた出費(指輪・両家の顔合わせ・式)と時期が重なるため、成婚料は先に別枠で確保しておくのが現実的です。分割に対応する相談所も増えています。

随時——写真の撮り直し(1〜3万円)、デート代(月1〜2万円)。

見落とされがちなのが、途中でやめた場合の扱いです。消費者庁「継続的役務提供」により、結婚相手紹介サービスは中途解約時の返金ルールが法律で定められています。契約から8日以内であればクーリングオフ、それ以降でも未消化分の返金を請求できます。ただし計算方法は相談所ごとに異なるため、契約書の返金条項は必ず書面で受け取ってください。手順はクーリングオフと中途解約で詳しく扱っています。請求に納得できないときは国民生活センターへ相談できます。

星野 丈
星野 丈

成婚料を「そのときになれば払える」と考えていると、指輪や両家の顔合わせと重なって苦しくなります。入会の段階で20〜30万円を別口座に分けておく方、実は少なくないんですよ。

費用計画を立てたら——次に取るべき行動

費用の全体像が把握できたら、次は具体的な行動に移りましょう。いきなり入会を決めるのではなく、以下のステップが後悔のない選択につながります。

まず確認したいこと
- 成婚料のカラクリを理解する——「成婚料22万円」と「成婚料0円」どちらがお得かは計算してみないとわからない
- 費用を賢く抑える方法——キャンペーン活用・休会制度・お見合い料無料プランの組み合わせ
- 無料カウンセリングを3社比較する——価格だけでなくカウンセラーとの相性が長期の成果を左右する

費用の透明性は信頼できる相談所を見分ける基準にもなります。消費者庁「継続的役務提供」では、結婚相談所の契約における注意点とクーリングオフ制度を解説しています。契約書の費用明細は必ず書面で確認し、口頭説明だけで判断しないことが大切です。

婚活にかかる費用は「コスト」ではなく「人生のパートナーを見つけるための投資」です。自分に合った価格帯・サポートレベルの相談所を選び、集中的に活動することで最短・最小コストでの成婚を目指しましょう。

星野 丈
星野 丈

「安い相談所に入会して成婚できず、また高い相談所に入り直した」という二重コストが最も高くつきます。最初の相談所選びに少し時間をかける価値があります。

よくある質問

相談所での婚活にいくら必要ですか?

平均50~100万円で、成婚までの期間が大きく影響します。月会費15,000円で成婚まで6ヶ月なら90~120万円ですが、12ヶ月かかると倍になります。

最も費用対効果の高い相談所選びのコツは?

自分の属性(年代、年収、条件)に合う会員が充実した相談所を選ぶことです。会員数より『相性の良い相手が見つかる確度』を重視しましょう。

オンライン型で安く済ませるなら、成婚までどのくらい期間がかかりますか?

個人差がありますが、平均8~18ヶ月と相談所での活動より長くなります。短期での成婚を狙うなら、多少高くても大手相談所の方が経済的な場合もあります。

結婚相談所の費用は分割払いできますか?

多くの相談所では入会金の分割払いに対応しています。クレジットカード払いが利用できる場合もあり、2〜6回の分割が一般的です。成婚料も分割対応の相談所が増えています。入会前に支払い方法の選択肢を確認しておきましょう。

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