結婚相談所の教科書
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公開:2026-04-20

更新:2026-06-11

結婚相談所は月いくらかかる?月額・年間トータルの実費を徹底解説

この記事の結論

結婚相談所の月会費は1万〜2万円が相場ですが、入会金・お見合い料・成婚料を含めた年間トータルは40〜70万円になります。大手7社の月額比較、月ごとの実費シミュレーション、「安く活用する」4つのコツを中立の立場で解説します。

星野 丈
監修星野 丈(株式会社NAMI-RENSA 代表)

結婚相談所業界のマーケティング支援を専門とし、複数の結婚相談所との面談・取材を通じて業界の実態を調査。業界の構造的問題を中立的な立場から解説する「結婚相談所の教科書」を運営。成婚率の定義の不統一や料金体系の不透明さなど、業界の「言いにくいこと」を正直に発信している。

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結婚相談所は月いくらかかる?月額・年間トータルの実費を徹底解説
📌この記事のポイント
  • 月会費だけ見ると1〜2万円だが、入会金・お見合い料・成婚料を含めた年間総額は40〜70万円が相場
  • 月々の実費は「月会費+お見合い回数×お見合い料」で変動し、活動量によって月3〜8万円になることも
  • オンライン完結型なら年間10〜20万円と大幅に抑えられるが、サポートは限定的
  • 成婚料0円モデルは早期成婚には得だが、長期化するとサポート密度が下がるリスクがある

月会費だけで判断してはいけない理由

結婚相談所を検討するとき、まず目に入るのが「月会費〇〇円〜」という広告です。しかし月会費だけで費用を判断するのは危険です。結婚相談所の費用は複数の項目で構成されており、月会費は「氷山の一角」に過ぎません。

費用の構成は大きく4つです。①入会金(5〜20万円・一括払いが多い)、②月会費(毎月1〜2万円)、③お見合い料(1回0〜11,000円・成立したお見合いごとに発生する場合)、④成婚料(0〜30万円・成婚退会時に発生)。

活動18ヶ月で成婚した場合のトータル計算(大手モデル):
- 入会金:15万円
- 月会費:2万円 × 18ヶ月 = 36万円
- お見合い料:5,500円 × 20回 = 11万円
- 成婚料:22万円
- 合計:84万円

消費者庁の特定商取引法ページでは、継続的役務提供(結婚相談所を含む)の契約は書面交付が義務付けられており、全費用を明示した書面を入会前に受け取ることが重要です。

料金のカラクリ見抜き方でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

星野 丈
星野 丈

「月会費が安い!」と飛びついて入会したら、お見合い料で月5万円以上かかっていた……というケースは珍しくありません。必ず年間総額で比較してください。

大手・中規模・オンライン型の月額比較

タイプ別に月々の実費を整理します。

① 大手チェーン型(IBJメンバーズ・サンマリエ・ツヴァイ等)
- 月会費:1.5〜2万円
- お見合い料:1回5,500〜11,000円(月2〜4回活動で月1〜4万円追加)
- 月々の実費合計:2.5〜6万円

② 中規模・地域密着型
- 月会費:1〜1.5万円
- お見合い料:1回3,300〜5,500円
- 月々の実費合計:1.5〜4万円

③ 個人経営・仲人型
- 月会費:0.8〜1.5万円
- お見合い料:0〜3,300円(込み込みのプランも多い)
- 月々の実費合計:1〜3万円

④ オンライン完結型(スマリッジ・エン婚活エージェント等)
- 月会費:9,900〜14,300円
- お見合い料:多くが無料
- 月々の実費合計:1〜1.5万円

経済産業省の特定サービス産業動態統計でも結婚相談所業の平均単価は上昇傾向にあり、2026年時点の年間相場は40〜70万円が標準です。

星野 丈
星野 丈

オンライン型が「安い」のは間違いないですが、月1回のオンライン面談と週1の電話フォローでは全然違います。コストと受けたいサポートを天秤にかけてください。

月ごとの実費シミュレーション

実際の活動を想定した月ごとの費用シミュレーションです。

シミュレーション:Aさん(32歳・女性・大手入会)
- 入会月(1ヶ月目):入会金15万円+月会費2万円+プロフィール写真撮影3万円20万円
- 活動中(2〜6ヶ月目):月会費2万円+お見合い料(月3回分16,500円 = 月約3.6万円
- 活動中(7〜12ヶ月目):月会費2万円+お見合い料(月2回分11,000円 = 月約3.1万円
- 成婚月(13ヶ月目):月会費2万円+成婚料22万円24万円
- 総額(約13ヶ月):約62万円

月平均換算:約4.8万円/月(13ヶ月÷総額)

次に、オンライン型のシミュレーション。

シミュレーション:Bさん(29歳・男性・オンライン型入会)
- 入会月:入会金6,600円+月会費14,300円 = 約2万円
- 活動中(2〜15ヶ月目):月会費14,300円のみ(お見合い料無料)
- 成婚月(16ヶ月目):月会費14,300円+成婚料0円
- 総額(約16ヶ月):約24万円

月平均換算:約1.5万円/月

2つのモデルの差は約38万円。どちらが「お得か」は一概に言えず、受けたいサポートの内容と活動の「質」で判断する必要があります。婚活費用シミュレーションも合わせてご確認ください。

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「安く抑える」4つのコツ

費用を抑えながら成婚率を下げない4つのコツをご紹介します。

コツ1:入会キャンペーンを活用する
多くの相談所は「春・秋の入会キャンペーン」として入会金が1〜5万円割引になる時期があります。新年度(4月)と秋(10月)が多いため、入会時期を選ぶことで節約できます。

コツ2:お見合い回数を月2〜3回に最適化する
お見合い回数が多すぎると費用と疲弊が増えます。活動の質を高める最適な回数は月2〜4回。それ以上は断りを入れて「厳選する」意識を持ちましょう。

コツ3:プロフィール写真に投資する
写真の質が良ければお見合い成立率が上がり、費用対効果が大幅に改善します。2〜5万円のプロ撮影は、長期活動による追加費用を考えると十分元が取れます。婚活写真の重要性も参考にしてください。

コツ4:休会制度を上手く使う
疲弊したときに退会してしまうと入会金が無駄になります。休会(月会費免除・3〜6ヶ月)を利用してリフレッシュしましょう。再開後の方が活動の質が上がることが多いです。

消費者庁の継続的役務提供ガイドでは、中途解約時の返金に関するルールも確認できます。

星野 丈
星野 丈

プロフィール写真への2〜5万円投資を「高い」と感じる方は多いですが、活動が3ヶ月短縮できるなら月会費だけで6万円の節約になります。写真は最も費用対効果が高い投資です。

費用で損をしないために——入会前に確認すべき4点

入会前に必ず確認すべき4つの項目をチェックリストとして整理します。

確認1:年間総額をシミュレーションしてもらう
「入会金+月会費×12ヶ月+平均お見合い回数×お見合い料+成婚料」を書面で示してもらいましょう。この計算ができない、または曖昧にする相談所は要注意です。

確認2:中途解約の返金規定
特定商取引法により、継続的役務提供はクーリングオフ(契約から8日以内)が可能で、それ以降も中途解約ができます。退会時に戻ってくる金額の計算式を必ず確認してください。

確認3:費用に含まれるサービスの範囲
カウンセリング・イベント参加・婚活セミナー・プロフィール添削などが月会費に含まれているかを確認しましょう。別途オプション課金になっている場合は実費がさらに増えます。

確認4:値上がり・プラン変更のリスク
入会後に月会費やプランが変更されるケースがあります。「契約時の料金は何年間保証されますか?」と聞いておくと安心です。

クーリングオフ制度の使い方では、万が一の際の対応方法を詳しく解説しています。

月いくらかけるべきか——自分に合った予算の考え方

最後に「月いくらなら無理なく活動できるか」を考える指針をお伝えします。

基本の目安:月収の5〜8%
月収30万円なら月1.5〜2.4万円が無理のない婚活費用の目安です。月収40万円なら月2〜3.2万円。この範囲であれば心理的・経済的に無理なく活動できます。

「婚活の期間コスト」で考える
仮に年収400万円(月収約33万円)の方が18ヶ月で成婚した場合、総額60万円の費用は「約1.3ヶ月分の収入」です。配偶者を得ることで生涯にわたり得られる精神的・経済的メリットを考えると、この投資は合理的と言えます。

費用と成婚率のバランス
重要な事実として、費用の高さと成婚率に強い相関はありません。年間70万円の大手より年間40万円の個人経営型の方が成婚率が高いケースも多くあります。費用よりも「カウンセラーとの相性」と「月のお見合い回数の最適化」の方が成婚率への影響が大きいです。

具体的な費用比較表は結婚相談所の料金比較表でもご確認いただけます。

まとめ——あなたの次の一歩

結婚相談所の月額費用は「月会費1〜2万円」が目に見える数字ですが、実際の月々の負担は3〜6万円、年間総額で40〜70万円が相場です。この数字を正確に把握した上で、自分の予算と求めるサポートレベルのバランスを取ることが大切です。

費用を抑えたい場合はオンライン型(年間15〜25万円)、手厚いサポートを求めるなら仲人型(年間40〜60万円)と、目的に合った選択をしましょう。

独立メディアからのおすすめ: 失敗しない選び方の7ポイント / 無料カウンセリングで聞くべき10の質問 / 料金のカラクリ見抜き方 も参考にしてください。

この記事の役割(料金クラスターの読み分け):本記事は「毎月いくら出ていくか」の月額・実費目線に特化しています。月会費は1万〜2万円が相場ですが、月会費だけで判断すると年間総額で損をするのが結婚相談所の料金の落とし穴。料金の内訳(4本柱)の構造を知りたいなら料金相場の内訳大手7社の総額比較料金のカラクリ入会〜成婚までの総額試算費用シミュレーションへ。月額の安さと総額の安さは必ずしも一致しません

星野 丈
星野 丈

「高い」と感じるかどうかは人それぞれですが、無駄な長期化を防ぐことが一番の節約です。最初から活動の質にこだわって、なるべく短期間で成婚を目指しましょう。

よくある質問

結婚相談所の月会費の平均はいくらですか?

仲人型・対面型の平均は月1〜2万円です。大手(IBJメンバーズ・サンマリエ等)は月1.5〜2万円、個人経営型は月0.8〜1.5万円、オンライン完結型(スマリッジ等)は月0.9〜1.5万円程度です。

入会から成婚まで総額いくらかかりますか?

平均活動期間の18ヶ月で計算すると、大手なら総額60〜80万円程度(入会金15万円+月会費2万円×18ヶ月+成婚料22万円)が目安です。オンライン型なら18ヶ月で20〜35万円程度に抑えられます。

結婚相談所の費用は分割払いできますか?

入会金・成婚料はクレジットカード払い・分割払い対応している相談所が多いです。月会費は月払いが基本です。{{https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/|消費者庁のガイド}}では特定商取引法上の契約条件確認も推奨しています。入会前に分割払いの可否を確認しておきましょう。

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