結婚相談所の教科書
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公開:2026-03-18

更新:2026-09-03

結婚相談所で結婚できる確率【2026年最新】入会者の3〜4割という現実

この記事の結論

「成婚率70%」は分母の取り方で作られた数字で、入会者全体を分母にすると成婚確率は30〜40%が実態です。分母の3パターンを計算し直し、年代・条件別の現実的な確率と、確率を上げる行動を示します。

星野 丈
監修星野 丈(株式会社NAMI-RENSA 代表)

結婚相談所業界のマーケティング支援を専門とし、複数の結婚相談所との面談・取材を通じて業界の実態を調査。業界の構造的問題を中立的な立場から解説する「結婚相談所の教科書」を運営。成婚率の定義の不統一や料金体系の不透明さなど、業界の「言いにくいこと」を正直に発信している。

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結婚相談所で結婚できる確率【2026年最新】入会者の3〜4割という現実
📌この記事のポイント
  • 成婚率は計算方法が業界ごとに異なり、単純比較は不可能
  • 『成婚=成婚者数を活動期間で割った値』という計算方法が一般的だが、退会者は含まれていない
  • 実際には入会者の30〜40%程度が成婚に至るというデータが妥当な推定値

『成婚率70%』の謎——計算方法の違いが生む数字のマジック

結婚相談所で実際に結婚できる確率は、計算方法にもよりますが入会者の3〜4割が成婚に至るのが統計的な相場です。「成婚率70%」などの数字は、計算方法の違いで3〜6倍のギャップが生まれるため、鵜呑みにしてはいけません。成婚率の真実についても理解しておきましょう。消費者庁でも、成婚率の表示方法に関するガイドラインの整備が進められています。

相談所側が採用している計算方法

多くの結婚相談所が採用している計算方法は『成婚者数÷(新規入会者+既存活動者)』というものです。例えば、ある月に新規入会者が100人、既存の活動者が400人、その月の成婚者が50人だった場合、『50÷(100+400)=10%』となります。これを12ヶ月分集計すると、『月間成婚率10%』となり、年間では『120%程度』という荒唐無稽な数字が生まれる可能性さえあります。

この計算方法がなぜ高い数字を生むのかというと、『分母が常に大きい』からです。常に300〜500人の活動者がいる相談所では、成婚者が少なくても、『活動者が多い』ため、成婚率は高く見えるのです。

業界団体が採用している計算方法

これに対して、日本結婚相談協会(JBA)や全国結婚相談業協会(TMS)などの業界団体は、『成婚者数÷入会者数』という方式を採用していることが多いです。例えば、年間100人が入会し、その中から30人が成婚に至った場合、『30%』という計算になります。

この計算方法の方が『実際に入会した人のうち何人が成婚したのか』という直感的な理解に合致しています。ただし、この計算方法でも、『退会者のうち成婚せずに辞めた人』は分子に含まれていないため、実際の成婚確率とは異なります。

真の成婚確率を推定する方法

より正確には、『成婚者数÷(入会者−途中退会者)』という計算をするのが適切です。例えば、年間100人が入会し、途中で20人が退会した場合、実際の活動者は80人です。その中から30人が成婚したなら、『30÷80=37.5%』となります。

この計算方法が最も『現実的な成婚確率』を示しています。厚生労働省「人口動態統計」の全体婚姻データと照らし合わせても、実際には、入会者の3〜4割が成婚に至るというのが、統計的に見た相場のようです。相談所を選ぶ際は、『成婚率何%』という数字だけでなく、『その計算方法は何か』を確認することが重要です。結婚相談所の基礎知識と合わせて理解しておくと良いでしょう。

星野 丈
星野 丈

「成婚率70%」を見て入会した人が、実際には30%台の確率の中にいる——これが婚活業界の最大のミスリードです。入会前に必ず「計算方法は何ですか?」と聞いてください。その一言で、相談所の誠実さが分かります。

主要連盟の成婚率比較——IBJ vs コネクトシップ vs その他

日本の結婚相談所は、複数の大型連盟に加盟しており、各連盟が成婚率を発表しています。これらの数字の意味を理解することが、相談所選びに役立ちます。

IBJ(日本結婚相談協会)
加盟店数:3,500社以上(業界最大規模)
発表している成婚率:約65〜70%(東証上場している親会社のデータ)

IBJは業界最大規模の連盟で、データベースも最大です。成婚率の計算方法は、IBJ公式発表では『成婚者数÷(月間活動者数)』という月単位の集計のため、実際より高く見えている可能性があります。ただし、データベースの規模が大きいため、相手探しの効率は良いと言えます。

コネクトシップ
加盟店数:約1,400社
発表している成婚率:約45〜50%(保守的な計算方法)

コネクトシップの成婚率がIBJより低く見える理由は、計算方法が異なるためです。コネクトシップは『より保守的な計算方法』を採用しており、相対的に信頼性が高いと見なす人も多いです。また、加盟店が厳選されており、サービス品質が比較的均一という特徴があります。

ツヴァイ(パソコンサービス傘下)
加盟店数:約52の直営店
発表している成婚率:約61%(独自集計)

ツヴァイは直営店のみの運営のため、サービス品質は比較的安定しています。ただし、業界では『小規模連盟』に分類され、データベース規模はIBJやコネクトシップより小さいです。

その他の小規模連盟
JBA、TMS、良い結婚相談所ネットなど、複数の中小連盟が存在します。これらは地域密着型で、相談所によるサービス品質の差が大きい傾向があります。

成婚率の比較における注意点

連盟の成婚率が高いからといって、『その連盟に加盟している全ての相談所の成婚率が高い』わけではありません。同じ連盟に加盟していても、相談所の経営方針やスタッフの質によって、実際の成婚率は大きく異なります。相談所選びでは、『連盟の成婚率』より『個別の相談所の成婚率と計算方法』を確認することが重要です。

年代・条件別の実質成婚確率——あなたはどのカテゴリー?

成婚率は『全体的な統計』であり、個人の成婚確率は年代と条件により大きく異なります。自分のカテゴリーに合わせた現実的な成婚確率を認識することが重要です。

女性の年代別成婚確率

20代女性:65〜75%
この年代は婚活市場で最も『価値が高い』ため、成婚確率が高い傾向があります。ただし、条件や容姿に大きく左右されます。例えば、容姿に自信がない、または条件(年収、学歴)が低い男性を除外する女性は、この確率より低くなります。

30代前半女性:45〜55%
30代に突入すると、成婚確率が急低下します。相手の男性が『若い女性』を求めることが多いため、競争が激しくなるのです。ただし、年収が高い、または容姿に自信がある女性は、この平均より高い確率を期待できます。

30代後半女性:30〜40%
この年代になると、相手が大きく限定されます。同年代以上の男性、または出産に関心がない男性に限定される傾向があります。子どもを望む女性の場合、この段階での結婚がタイムリミット的に重要になります。

40代女性:15〜25%
40代女性の成婚確率は大きく下がります。ただし、魅力的な40代女性であれば、55歳以上の男性や、バツイチで子どもがいない男性など、特定の層から高い人気を集めることができます。この年代では『幅広い相手を受け入れる柔軟性』が成婚の鍵になります。

男性の年代・年収別成婚確率

年収1000万円以上:70〜80%
この層の男性は『市場最優良物件』とされ、相手の女性が多いため、成婚確率が非常に高いです。

年収800万円以上:60〜70%
経済的安定性が高く、相手も多い層です。

年収600万円〜800万円:45〜55%
この層が『平均的』とされ、成婚確率も平均的です。

年収400万円〜600万円:30〜40%
この層になると、相手が限定され始めます。20代女性や高学歴女性からは敬遠されやすくなります。

年収400万円以下:15〜25%
この層の男性は、『同年代以上の女性』や『子どもを望まない女性』に限定される傾向があります。

これらのデータはあくまで統計的な平均値です。国立社会保障・人口問題研究所の婚姻に関する統計も参考にしてください。個人の成婚確率は、容姿、人格、タイミング、相手の条件設定など、複数の要因により変動します。

星野 丈
星野 丈

「40代女性の成婚確率15〜25%」という数字、低いと感じるかもしれませんが、逆に言えば4〜7人に1人は成婚しているということ。条件を見直して行動量を上げれば、その数字は必ず上がります。

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成功する人の5つの特徴——成婚確率を高める行動パターン

結婚相談所で成婚に至る人たちには、共通の特徴があります。これらの特徴を認識し、自分の活動に取り入れることで、成婚確率を大きく高めることができます。

特徴1:活動量の確保
成婚に至る人の多くは、月3回以上のお見合いを実施しています。一方、月1回程度のペースで活動する人の成婚率は、その半分以下に落ち込みます。統計的には『出会いの数が多いほど、相手を見つける確率も高くなる』というシンプルな数学が成立しています。

時間がない場合でも、月3回のお見合いは『1ヶ月5時間程度』の投資で実現可能です。この最小限の投資が、成婚確率に大きな影響を与えるのです。

特徴2:仲人との強い信頼関係
成婚に至る人の共通点として、『仲人に頻繁に相談し、アドバイスを活かしている』ことが挙げられます。定期的な面談だけでなく、相手との交際で迷った時、お断りされた時、自分の活動方針について随時相談できる関係が理想的です。

逆に『仲人は単なる紹介者』と考え、アドバイスを聞かない人は、成婚確率が大きく下がります。仲人は『あなたの婚活パートナー』として機能することが理想です。

特徴3:現実的な条件設定
『自分の市場価値に見合った相手条件』を設定している人は、マッチング精度が高く、交際に進みやすいです。例えば、『年収300万円の男性が年収600万円の女性を希望する』といった現実性の低い条件設定は、出会える確率を10分の1に落とします。

自分の条件から『相手が見つかる確率が低い希望条件』は、活動開始から3ヶ月時点で見直すことが重要です。

特徴4:判断速度の速さ
相手とのお見合いから『交際に進むかどうか』を決断するまでの時間が短い人ほど、成婚確率が高い傾向があります。『完璧な相手を待つ』のではなく、『十分な相手で交際を進める』決断ができる人が成功するのです。

婚活は『完全一致を求める活動』ではなく、『相手との関係を深めながら、相性を高めていく活動』です。この心構えが重要です。

特徴5:自分磨きの継続
活動開始から3ヶ月経った時点で、プロフィール写真を変更したり、自己紹介文を改善する人は、その後のマッチング率が向上します。また、体型の改善、服装の改善、話題の拡充などの『自分磨き』を並行して行う人も、成婚確率が高い傾向があります。

婚活は『自分を売り込む営業活動』です。営業では『商品を良く見せる工夫』が成功の鍵になります。

星野 丈
星野 丈

成婚した人に共通するのは「月3回以上のお見合い」と「条件が現実的」の2点だけです。正直、この2つができていれば大半の人は成婚できます。シンプルだけど、できていない人が多い。

成婚率のギャップから考える——あなたの成婚確率を高める戦略

ここまでの分析から明らかなのは、『成婚率は計算方法や年代によって大きく異なる』という事実です。相談所が発表する『成婚率70%』という数字を、自分の成婚確率と同一視することは危険です。

あなた自身の成婚確率を高めるには、以下のステップを推奨します。

ステップ1:自分のカテゴリーの成婚確率を把握
まず、自分の年代と条件から『統計的な成婚確率』を把握しましょう。例えば、『30代後半の女性で、相手に年収700万円以上を希望する』という場合、その成婚確率は平均値より低くなることが予想されます。

ステップ2:成功する人の5つの特徴を実装
上記で述べた5つの特徴を、自分の活動に取り入れてください。特に『活動量の確保』『仲人との強い信頼関係』『現実的な条件設定』の3つを実践できれば、統計的な平均値より確実に成婚確率が高まります。

ステップ3:3ヶ月ごとの見直し
3ヶ月ごとに、『自分の活動は5つの特徴を実装できているか』を振り返ります。もし実装できていない要素があれば、改善することで、成婚確率をさらに高めることができます。

成婚率という統計的なデータは、『全体的な傾向』を示すに過ぎません。重要なのは、その統計的傾向を自分の活動にどのように反映させるかという『行動』なのです。婚活期間の目安も参考にしながら、計画的に活動を進めましょう。

星野 丈
星野 丈

3ヶ月ごとの見直しを実践している人と、なんとなく続けている人では、1年後の結果が全然違います。データに向き合いながら戦略を修正できる人が成婚するんです。

「成婚率」の分母を3通りで計算し直す——同じ相談所で数字が3倍変わる

成婚率という指標がわかりにくいのは、分子(成婚者数)ではなく分母の定義が統一されていないためです。同じ実績でも、分母を変えるだけで数字は3倍近く動きます。仮に年間の入会者1,000人・成婚退会350人・年間退会者700人の相談所を例に、3通りで計算してみます。

パターン1:成婚数 ÷ 入会者数=350 ÷ 1,000 =35%。入会した人が結婚できる確率に最も近い、消費者目線の数字です。

パターン2:成婚数 ÷ 退会者数=350 ÷ 700 =50%。「辞めた人のうち成婚が理由だった割合」であり、活動を続けている人が分母から消えるため数字が跳ね上がります

パターン3:成婚数 ÷ 真剣交際到達者数。真剣交際まで進んだ人だけを分母にすると、70〜80%という数字も作れます。広告で見る高い成婚率は、この型が少なくありません。

つまり、「成婚率70%」と「成婚率35%」が同じ相談所を指していることが普通に起こります。確認すべきは数字の大小ではなく、分母が何かです。カウンセリングで「その成婚率の分母は何人ですか」と聞いて、即答できない相談所は避けたほうが無難です。

消費者庁も、根拠の不明確な効果表示には注意を促しています。成婚率の定義ランキングの仕組みも併せて確認してください。

星野 丈
星野 丈

「分母は何人ですか」——この一言で、相談所の誠実さはかなり測れます。答えを濁されたら、その数字は判断材料から外してください。

確率を上げるために最初の90日でやること

成婚確率は入会後の行動でかなり動きます。特に最初の90日の使い方が、その後1年の結果をほぼ決めます。当編集部が現場の仲人への取材から整理した基準は次の通りです。

1〜30日目:写真とプロフィールの完成度を上げる期間。この30日で申し込まれ数の水準がほぼ固定されます。プロフィール写真は入会後2週間以内に撮影し、反応が薄ければ1ヶ月で撮り直す前提でスケジュールを組んでください。プロフィール写真の失敗例が参考になります。

31〜60日目:お見合いの量を確保する期間。月3件以上のお見合いが最低ラインです。申し込みは週10件を目安に出し続けます。申し込み数が足りない人は、条件が厳しすぎるか、活動時間が足りないかのどちらかです。

61〜90日目:仮交際の質を検証する期間。仮交際に進んだ相手と3回会って、何が噛み合わなかったのかを言語化します。同じ理由で3回続けて終わっているなら、条件ではなく振る舞いの問題である可能性が高いです。

90日を過ぎても初お見合いに至っていない場合は、戦略の問題ではなく工程のどこかが止まっているサインです。仲人に「私の工程はどこで止まっていますか」と具体的に聞いてください。仲人の選び方も参考になります。

星野 丈
星野 丈

90日で結果が出ないと焦る方が多いんですが、90日は結果を出す期間じゃなくて『型を作る期間』です。ここで型ができた人は、その後の半年で一気に進みます。

成婚確率を上げるために——あなたの次の一歩

統計を知ったうえで、実際にどう動くかが重要です。入会者の3〜4割が成婚に至るという現実を踏まえ、あなたは「成婚できる側」に入るための行動を今日から始めましょう。

まず把握しておきたいこと:
- 成婚率の数字の読み方 → 成婚率のカラクリ——計算方法で3〜6倍変わる数字
- 婚活全体の費用感 → 婚活の費用シミュレーション
- 自分に合う相談所の選び方 → 無料カウンセリング3社の回り方

最初の行動として:
複数社の無料カウンセリングを受け、担当仲人の数・成婚実績の実数・担当仲人1人あたりの会員数を比較してください。厚生労働省「人口動態統計」が示す婚姻件数の減少傾向を見れば、早く動くほど有利なことは明らかです。

よくある質問

相談所が発表している『成婚率70%』は本当?

その数字は『うちの計算方法における成婚率』という意味です。多くの相談所は『成婚者数÷(入会者+交際者)』という計算をしており、この計算方法だと数字が高くなります。一方、全国結婚相談業協会(TMS)など別の団体では『成婚者数÷入会者』という計算をしており、この場合は30〜40%程度になります。どの計算方法を採用しているか確認することが重要です。

年代別に結婚できる確率は異なる?

はい、大きく異なります。結婚相談所の利用者統計では、20代女性の成婚率は60%以上ですが、40代女性は20〜30%程度になります。男性は年収に大きく左右され、年収800万円以上なら70%近い確率で成婚しますが、年収300万円以下だと20%程度に落ち込みます。自分の年代と条件に合わせた現実的な確率を認識することが重要です。

成功する人の特徴は何か?

①活動量が多い(月3回以上のお見合い)②仲人との相性が良い③条件を現実的に設定している④自分磨きを並行して行っている⑤早い判断と行動が取れる——これらの要素を複数持つ人は、成婚確率が大きく上がります。特に①と③の2つを実践できれば、相当高い成婚確率が期待できます。

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