公開:2026-04-27
更新:2026-07-02
お見合いのドタキャン対応【2026年版】ペナルティ5,500〜33,000円と正しい6ステップ
結婚相談所のお見合いドタキャンはIBJ加盟店で1回5,500〜33,000円のペナルティが標準。2026年版の連盟別規定、やむを得ない場合の6ステップ手順、ドタキャンされた側の4対応、繰り返しの強制退会リスクを独立メディアの視点で徹底解説。
結婚相談所業界のマーケティング支援を専門とし、複数の結婚相談所との面談・取材を通じて業界の実態を調査。業界の構造的問題を中立的な立場から解説する「結婚相談所の教科書」を運営。成婚率の定義の不統一や料金体系の不透明さなど、業界の「言いにくいこと」を正直に発信している。
運営者情報を見る →- ✓お見合い前日23時以降のキャンセルはほぼ全相談所でペナルティ対象
- ✓IBJのペナルティ基準は5,500〜33,000円で、相談所ごとに上乗せがある
- ✓やむを得ない場合は『早めの連絡』『代替日提示』『真摯な謝罪』の3点が必須
- ✓繰り返しのドタキャンは強制退会・連盟内ブラックリスト化のリスクがある
お見合いのドタキャンが起こる5つの原因
結婚相談所のお見合いで「ドタキャン(当日キャンセル)」が起こる原因は大きく5つあります。
原因1:体調不良(最も多い、約40%)
前日からの発熱、腹痛、過労による体調悪化など。コロナ禍以降、体調不良を理由としたキャンセルが増加傾向にあります。
原因2:仕事の急な業務(約25%)
上司からの急な依頼、納期切迫、出張命令などの業務上のキャンセル。金曜夜・土曜日のお見合いで起こりやすい傾向があります。
原因3:心理的な不安・気が変わった(約20%)
お見合い直前に「やっぱり違う気がする」と感じての辞退。プロフィール写真と現実のギャップへの不安などが背景にあります。
原因4:交通機関のトラブル(約10%)
電車の遅延、事故、悪天候など。当日連絡が必須ですが、状況次第ではペナルティを免除されるケースもあります。
原因5:家族の急な事情(約5%)
親の介護、子供の急病、葬儀などのやむを得ない家族事情。事情を真摯に伝えれば、相談所側も柔軟に対応してくれることが多いです。
どの原因であっても、相手の時間と費用を奪う行為であることに変わりはありません。速やかな連絡と謝罪が必須です。消費者庁の継続的役務提供解説でも、利用者の責務として「相手方に迷惑をかけない行動」が示唆されています。
初めてのお見合い完全ガイドも合わせてご確認ください。
お見合いのドタキャンは『お互い様』ではありません。結婚相談所では会員1人1人が会費を払って活動しているため、ドタキャンは『相手の婚活機会の損失』を意味します。
ペナルティの実態——主要連盟の規定
結婚相談所連盟ごとにドタキャンのペナルティ規定は異なります。主要4連盟の比較です(2026年4月時点)。
① IBJ(日本結婚相談所連盟)
- 当日キャンセル:5,500円〜11,000円
- 無断キャンセル:11,000円〜33,000円
- 規定回数(3〜5回)超過で警告・強制退会
② BIU(日本ブライダル連盟)
- 当日キャンセル:3,300円〜8,800円
- 無断キャンセル:8,800円〜22,000円
- 各加盟店ごとに規定差異あり
③ 良縁ネット
- 当日キャンセル:5,500円
- 無断キャンセル:11,000円
④ コネクトシップ
- 当日キャンセル:3,300〜5,500円
- 規定はやや緩めだが、繰り返し違反は強制退会対象
ペナルティに加えて、相談所独自の罰則として「1ヶ月のお見合い申込み停止」や「カウンセリング再受講義務」などを設けているケースもあります。
また、お見合い場所として予約したホテルラウンジやカフェの予約料金が別途請求されることもあります。1人あたり1,500〜3,000円程度が一般的です。
IBJの仕組みを完全解説も参照すると、規定の背景が理解できます。
連盟差はありますが、ペナルティ自体は『相手会員への補償』ではなく『活動への警告』の意味合いが強いです。金額より『信頼の毀損』の方がずっと重大に響きます。
実体験から見るドタキャン——両側の声
ドタキャンする側、される側の両方の実体験をご紹介します。
事例1:Aさん(34歳・男性)ドタキャンした側
仕事の納期で前日から徹夜となり、当日朝38度の発熱で起床。「3時間前にカウンセラーに連絡し、診断書を後日提出」したところ、ペナルティは5,500円のみで済みました。「真摯に謝罪し、代替日を提示」した結果、再度お見合いが成立し、現在交際中とのこと。
事例2:Bさん(30歳・女性)ドタキャンされた側
お見合い当日、待ち合わせ時間の5分前にカウンセラー経由で「急病で来られない」と連絡が入りました。「正直腹は立ったが、待ち合わせ前で帰宅できたのが救い」とのこと。相手のお詫びの手紙が後日届き、誠意を感じて代替日を承諾。結果的に成婚に至りました。
事例3:Cさん(38歳・女性)ドタキャンされた側(悪い対応)
お見合い時間に相手が現れず、無断キャンセルを経験。1時間待っても連絡なし。後日、相手の相談所から事務的な謝罪のみで「もう一度お会いしませんか」とアプローチされたが、断ったとのこと。「相手のカウンセラーが事情を把握していなかったこと」が信頼を失った最大の理由でした。
事例4:Dさん(41歳・男性)繰り返しドタキャンの結末
仕事を理由に6ヶ月で4回のキャンセル。入会金32万円を払っていたが、強制退会となり返金なし。「キャンセル癖は気付いた時には手遅れ」と振り返ります。
4事例の共通点は、早期連絡と真摯な対応が成否を分けたことです。
やむを得ない場合の正しいキャンセル手順
どうしてもキャンセルが必要な場合の正しい手順を、時系列で説明します。
ステップ1:気付いた瞬間にカウンセラーへ連絡(最優先)
相手に直接連絡するのではなく、自分の担当カウンセラー経由で相手の相談所へ伝えるのが鉄則です。LINE・メール・電話で3分以内に連絡しましょう。
ステップ2:理由と代替日を明確に伝える
「○○のため、本日は伺えません。○月○日であれば再度調整可能です」と、理由と代替案をセットで伝えます。理由を曖昧にすると相手は不信感を抱きます。
ステップ3:相手側の状況を確認
カウンセラー経由で「相手が会場に向かっていないか」を確認。すでに移動中の場合は、会場までの交通費を後日負担する申し出を準備します。
ステップ4:謝罪文を準備(24時間以内)
カウンセラー経由で手書きの謝罪文または丁寧なメッセージを送ります。事務的な定型文ではなく、誠意の伝わる文章にしましょう。
ステップ5:再調整の意思を示す
相手が再度お会いする意思を示してくれた場合は、最初の希望日から1〜2週間以内で日程を再設定します。3週間以上空けると気持ちが冷めるリスクがあります。
ステップ6:ペナルティ料金を速やかに支払う
相談所からの請求が届いたら、1週間以内に支払いを完了します。支払いの遅れは相談所からの信頼をさらに損ねます。
この6ステップを守れば、ドタキャン後も信頼を回復し、活動を継続できる確率が高まります。
一番やってはいけないのは『当日に直接相手にLINEする』こと。結婚相談所では連絡経路がカウンセラー経由と決まっているため、ルールを破ると相談所からも厳しく注意されます。
ドタキャンされた側の対応
ドタキャンされた側の対応も重要です。4つのポイントを押さえましょう。
ポイント1:感情を一旦置いて、事実確認を優先
「腹立たしい」気持ちは当然ですが、まずはカウンセラー経由で相手の状況を確認しましょう。事故・急病・家族の不幸など、やむを得ない事情の可能性もあります。
ポイント2:会場までの交通費・予約料の精算
お見合い場所としてホテルラウンジ等を予約していた場合、キャンセル料が発生することがあります。1,500〜3,000円程度が相場で、相手側に請求できるケースが多いです。
ポイント3:再度お会いするかは慎重に判断
相手から「再度お見合いを」と申し出があった場合、理由の妥当性と謝罪の真摯さを冷静に評価しましょう。真摯な対応であればチャンスを与える選択もアリ。事務的な対応なら断る判断も問題ありません。
ポイント4:自分の活動ペースを崩さない
ドタキャン体験で婚活全体を諦めないことが重要です。1人の不誠実な人のために活動全体を止めるのは損失。翌日以降のお見合いを予定通り進めましょう。
婚活ストレスへの対処法の記事も、こうした場面でのメンタルケアに役立ちます。
ドタキャンされた経験は誰でも傷つきます。でも『運悪く悪い相手だった』と切り替える力も婚活には必要。次のお見合いに気持ちを向けるだけで十分です。
繰り返しのドタキャンが招くリスク
ドタキャンを繰り返すと、想像以上の深刻なリスクを招きます。
リスク1:強制退会と入会金の没収
IBJ加盟店の多くは3回以上のドタキャンで警告、5回以上で強制退会の規定を設けています。入会金10〜30万円が返金されないケースもあります。
リスク2:連盟内ブラックリスト化
IBJでは会員IDで履歴が管理されており、1つの相談所で強制退会になると、他のIBJ加盟店への入会も困難になります。実質的に連盟全体から排除される可能性があります。
リスク3:自己肯定感の低下
「なぜまたキャンセルしてしまうのか」という自己嫌悪のループに陥ります。婚活以前に、自分の心理状態を見直す必要があります。
リスク4:相手会員からの信頼喪失
ドタキャン履歴はカウンセラー間で情報共有されることがあり、お見合い申込み成立率の低下につながります。「あの人は当日来ない可能性がある」と認識されると、お見合いの場すら持てなくなります。
リスク5:婚活全体への嫌悪感
ペナルティ料金を払うこと、相手に謝罪すること、カウンセラーから注意されることが続くと、婚活そのものへの嫌悪感が生まれます。休会・退会を選択せざるを得なくなることがあります。
3回以上のドタキャン経験がある方は、心理的な原因を見直すことが必要です。厚生労働省のこころの相談窓口も活用できます。
2026年の最新動向——ドタキャン規定の厳格化とオンライン化の影響
2026年は主要連盟でドタキャン規定の厳格化が進みました。IBJでは当日キャンセルのペナルティ上限が引き上げられ、繰り返した会員には強制退会措置が明文化されています。背景には、オンラインお見合いの普及で予約のハードルが下がった一方、直前キャンセルが増えたという事情があります。
消費者庁や国民生活センターにも、結婚相手紹介サービスのキャンセル料トラブルに関する相談が寄せられています。契約前にペナルティ規定を必ず書面で確認することが、後悔しないための第一歩です。やむを得ない事情なら、早期の連絡と誠実な代替日提示で信頼は十分に回復できます。詳しい進め方は 仮交際のルールと進め方 も参考になります。
ペナルティの金額そのものより、『繰り返すと退会』という信頼のルールを理解しておくことが大事です。
まとめ——あなたの次の一歩
お見合いのドタキャンは1回5,500〜33,000円のペナルティだけでなく、相手の信頼喪失・繰り返しによる強制退会という重大なリスクを伴います。正しい手順は①カウンセラーへ即連絡、②理由と代替日の提示、③真摯な謝罪文、④ペナルティの速やかな支払いの4点。
ドタキャンされた側は、事実確認の優先、会場予約料の精算、自分の活動ペース維持を意識しましょう。
お見合いは相手の貴重な時間と費用をいただいて成立する場です。やむを得ない事情の場合も、信頼回復の余地は十分にあります。誠実な対応を心がけましょう。
独立メディアからのおすすめ: 失敗しない選び方の7ポイント / 無料カウンセリングで聞くべき10の質問 / 料金のカラクリ見抜き方 も参考にしてください。
体調不良や仕事の急変は誰にでも起こります。大事なのは『起きた時にどう対応するか』。誠実な対応をすれば、ピンチをチャンスに変えることもできますよ。
よくある質問
お見合い当日に体調不良でキャンセルする場合のペナルティは?
IBJ加盟店では当日キャンセルは原則ペナルティ対象(5,500〜11,000円)です。診断書がある場合は減額・免除されるケースもあります。早めにカウンセラー経由で連絡し、代替日を提示することで印象を最小限に抑えられます。
ドタキャンされた場合、相手にペナルティは課されますか?
IBJでは原則として迷惑をかけた側にペナルティが課されます。ただし、自分のキャンセル料は発生しない代わりに、お見合い予約時に確保したお店のキャンセル料は事前確認が必要です。代替日提案を相手から受けるかどうかは自由です。
ドタキャンを何回繰り返すと強制退会になりますか?
IBJ加盟店の多くは『3回以上のドタキャン』で警告、『5回以上』で強制退会の規定を設けています。ペナルティ料金の積み重ねよりも、活動継続自体ができなくなるリスクの方が大きいです。
